お金を払いに

春、桜のシーズンである。
ぽかぽかと晴れた日、銀座・日本橋界隈に出かけた。

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桜が美しい。
足取りも軽やかになる。

花粉症対策の抗アレルギー点眼薬および点鼻薬は優れた効力を発揮している。
日本の医薬品、すばらしい。

なにも行楽のためだけに出かけたわけではない。
用事がある。
この建物に。

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古い。
歴史の重み、時代の変化を見つめてきた風格を感じる。

我が国の中央銀行である「日本銀行」本店。
にっぽんぎんこう、すなわちBOJである。

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子どもたちと来たわけだが、見学のためではない。
我が娘のアマチュア無線局にかかる「電波利用料」を支払うためだ。

年300円。
近くの郵便局、銀行、コンビニでも納付できるが「日本銀行」でもよい。
ならば、めったに出向くチャンスのない日銀に行く方が面白いと考える。
子どもは春休み、私はタイミングよく平日休み、日銀は窓口業務を行っている。

那覇に住んでいたときは那覇支店に突入した。
「何しに来た?!」的視線がカウンター内からガラス越し(!)に注がれ面白かった。
日銀本店は外部の人の来訪も多いのか、特に怪しまれることなく目的の窓口へ。

支払いのための用紙と小銭を提出すると、しばらく待たされて別の窓口から呼ばれた。
こ、効率が……いえ何でもありません。

館内撮影NGなので写真はないが、カウンター内では大量の札束が往き来していた。
また、まるで大蛇のように床を這う謎の「太い縄」の存在も発見した。
小銭が落ちても遠くに転がって紛失しないように、床に縄を這わせるのだとか。
これ、クイズ番組によいのでは?

いやぁ面白い。
どうせお金を払うのなら面白く払った方がよいではないか。
たぶん、日銀に行ったことがない人の方が圧倒的に多いはずだし。

ちなみに、日銀では子ども向けの見学ツアーのようなイベントを実施している。
今回はそれに申し込んだわけではないので、お金だけ払って出てきた。
次回は日程を調整して参加するのも良さそうだ。

近くで食事。
お子様ランチ発祥の店という「日本橋三越」のレストランに。

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SLをかたどった食器、煙突からはドライアイスの煙が出ていた。
しばらく眺めて楽しんだあと、うまそうに食べていた。

また、近くにある「貨幣博物館」ではお金の歴史や豆知識などを学べる。
あまり期待せずに入ったら、どっこい面白くて引きこまれた。

有意義で楽しい一日となった。